知識や技術を磨きながら、人とのつながりも大切に。
検査機器を豊富に揃えている眼科杉田病院では、習得すべきことがたくさんあります。言い換えれば、自分を高めるチャンスが十分にあるということ。入職した新人の皆さんが着実にステップアップできるように、3年間の教育カリキュラムを用意しているほか、現場では先輩たちが丁寧に新人の皆さんを指導します。また、月1回、勉強会も開催するなど、知識や技術を高めるための環境をしっかりと整えています。
1年目
- 4~6月
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カルテの記入や患者対応について
(電子カルテ、コンタクトレンズの着脱など) - 視力検査、レンズメーター
- 眼圧検査
- 自動視野計(HFA、imo vifa)
- CFF
- コントラスト感度検査
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カルテの記入や患者対応について
- 7~9月
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- 眼底検査(眼底カメラ、OPTOS [広角] )
- 光干渉断層計(各種 OCT)
- 前房蛋白測定装置(レーザーフレアーメーター)
- 角膜内皮細胞検査(スペキュラマイクロスコープ)
※比較的簡単な症例から実践
- 10~12月
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- 前眼部OCT(CASIA2)
- 網膜電図検査(ERG)
- 色覚検査
- 眼鏡処方
- SCL処方
※比較的簡単な症例から実践
- 1~3月
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- GP(前回の結果がある症例)
- 細隙灯顕微鏡検査
- 斜視弱視検査
- HCL処方
※比較的簡単な症例から実践
2年目
- 前期
(4~9月) -
- 間欠性外斜視の訓練
- アイパッチの時間指導など
- 比較的難易度の高い眼鏡処方
- カスタムHCL処方(円錐角膜、角膜移植後など)
- 後期
(10~3月) -
- GP(新規患者、脳外科外来患者)
- 手術前検査(IOLマスター、Aモードなど)
- 蛍光眼底造影検査
3年目
- ロービジョン外来業務
- プリズム処方
- 麻痺性斜視の検査
- 抑制の深い間欠性外斜視や内斜視の訓練
- 斜視手術適応患者の検査
【毎月開かれる勉強会】
毎月1回、診療時間が終わった後、視能訓練士が一堂に集まり、勉強会を開きます。毎回一人ずつ、各自がテーマに基づいて発表し、質疑応答をする活発なものです。ときには学会のプレゼンテーションを行うなど、互いに意識を高め合う、重要な機会でもあります。